他の一般的な家と比べると、「自立援助」という名があるように、自らしなければならない事も多々ありましたが、学校やお出かけ行く前、帰った時「いってらっしゃい」「おかえり」と言ってもらえ、温かくおいしいご飯が食べられました。
本当は当たり前のことでも、それだけで一番とは言えずとも、安心して帰れ、リラックスして過ごせる家のような場所でした。りこをでてからも色々な支援をしてくれるいい場所です。(ご飯リクエストしたら作ってくれるときもあるよ。笑)
正直、スタッフさんへの好き嫌いはありました。あまり態度に出さないようにしていても気が付いてるスタッフさんもいたとおもいます。それでも親身に寄り添って、私たちを思って厳しいこともいうけれど優しいスタッフさんばかりで、りこを出てからも相談にのってくれるよい存在です。
最近流行りのちいかわやサンリオ好きなスタッフさんもいるから雑談だけでも楽しく過ごせます。スタッフさんたちがいるから今も頑張れている、支えのような存在でもあります。
りこに入居している他の子と仲良くなって遊びに出かけたり(3人でりこから梅田まで歩く、ばかみたいなこともした!)、誕生日やお祭り(七夕やクリスマス)などのときはご飯がいつもよりちょっと豪華になったりすることです。その中でも一番心に残っているのは、節分です。スタッフさんが鬼のお面をつけてりこの屋上で豆まきしました。みんなで全力ではしゃいで楽しかったです。
新しい環境に、知らない人、すごくすごく不安だと思います。私も入居したときめちゃくちゃ不安で自室に閉じこもって泣いたりしてました。 笑
そんな私でも一緒に入居していた子と仲良くなれたし、一人暮らしもできてます。全く不安なくは無理だと思うけれども、この文章を見て少しでも不安が和らぐといいなと思っています。しんどい環境から逃げることは悪いことじゃないし、むしろ自分を守るための大事な手段だと思います。
ここまでひとりでよく頑張った!これからは気張りすぎんように一緒に頑張ろ~!